日々成長するある大学生の記録

とある大学生が日々思ってることや伝えたいことを色んな人との交流を目的に書くブログです。

ブログの挫折は失敗ではない

おはようございます、シイです!

 

ブログの投稿期間がまた空いてしまいました。

「もうブログをやめよっかな」

そう思うことだって多々あります。

楽しみながら始めたものなのに

不思議なものです。

 

「あまり人に見てもらえないのに、

約一時間かけて記事を書く意味があるのか」

「半年も続けていながら、

Google Adsenceにも受からないし、

収益を一円も出せてないのは才能がないのではないのか」

自分が凡人であることをわかっていながらも

そんなことを思ってしまいます。

 

「自分が100パーセントの熱量をかけられないものを、

他の人が読んでくれる訳が無い」

「自分の頭の整理にも活用しているから」

と意地を張っていても

どこかで結局は「人に読んでほしい」

そう思ってることを痛感させられます。

 

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Photo by Ben White on Unsplash

 

そんな中、ある本の一説に出会いました。

しかし、「市場でモノをうる」というのは、

「売ってみて、売れるかどうかを見て終わり」

ではありません。

「これでは売れませんよ」

という市場からのフィードバックを得、

商品や売り方を改善するために「売ってみる」のです。

つまり、成功するためではなく、

成功に不可欠なヒントを得るために、

市場と向き合うのだと考えればよいのです。

    (『マーケット感覚を身につけよう』,ちきりん著,

                  ダイヤモンド社より)

自己成長のためには

フィードバックが必要であるという文脈の中での

言葉でしたが、

「ハッ」としましたね。

 

ブログに置き換えてみましょうか。

アクセス数が稼げない、

収益が出ない

こういった結果というものは

「その内容では見ないよ」

という市場からのフィードバックなのです。

 

では、どうすればいいのでしょうか?

「とりあえずやってみる

→失敗する

→市場からのフィードバックを得る

それを参考にして、もう一度やってみる

というプロセスを何度も繰り返すことが重要なのです。

     (同著 p211より)

 

「フィードバックがないから困ってるんじゃん!」

それは正しく私の状態です(笑)

ただ、何も得られないという事実も

残酷ですが、フィードバックの一つです。

そしてツイッターなどではブロガーによる

他ブログの添削企画などがたまに行われています。

そう言った企画に参加するのもいい機会なのかもしれません。

 

タイトルに戻りますね。

ブログの挫折は失敗ではない。

成功させるためのヒントを得るための成長期間なのである。

 

レイアウトを変えるのもいいでしょう。

文章の書き方を変えるのも、

アイキャッチ画像を変更してみるのも、

どう言ったストーリーを発信していくかを考えるのも、

何を読む人が求めているのかを今一度考えることも

全部成功させるためのヒントを学ぶ機会です。

 

何度でも何度でも

一緒にやり直していきましょう!

 

それでは、また!

【書評】もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら 三つの革命的ポイント

こんにちは、シイです!

 

「自分が監督するべき組織がうまく回ってない」

「売れる本を出版したい」

「本の内容を実践するのは難しい…」

それぞれ全く関係のない悩みに見えますよね?

こうした一貫性のない悩みに答える本を見つけてしまいました!

 

その名も『もしも高校野球の女子マネージャーが

ドラッカーの『マネジメント』を読んだら』(岩崎夏海著,ダイヤモンド社著,2009)

通称『もしドラ』です!

 

「いや、またまた宣伝するまでもない有名な本を〜」

と思われる方もたくさんいらっしゃると思います。

漫画、アニメ、映画化までされた大作ですしね〜。

しかも2011年にはオリコン本ランキングBOOK(総合)部門の

歴代首位作品に躍り出ています。

 

いったいこの本は、なぜここまでヒットしたのでしょうか?

今回は本書の魅力の紹介と共に

そういった問いに対しても三つの観点から分析していきたいと思います!

 

 

タイトル

まず一点目のポイントはタイトルです。

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↑この本の中でも紹介されているある技法が使われています。

それは対義結合です!

対義結合とは、それぞれは平凡な言葉でも、

普段組み合わされない言葉同士を掛け合わせると

化学反応を起こして、

意外性のある強いフレーズになることを指します。

 

今回で言えば「高校野球の女子マネージャー」という

青春・可愛らしいといったイメージがする言葉と

『マネジメント』といった

管理職・真面目といったイメージがする言葉の

組み合わせによって強いインパクトが与えれているのです。

 

入門書として十分な内容

二つ目のポイントは当たり前かもしれませんが(笑)

内容です。

本書はドラッカーの『マネジメント』の入門書として

過不足ない仕上がりになっています。

 

働きがいを与えるには、

仕事そのものに責任をもたせなけらばならない。

そのためには、

①生産的な仕事

②フィードバック情報

③継続学習が不可欠である。

 

これを参考に、みなみは夕紀の仕事を設計していったのだった。

まず、彼女の仕事を生産的なものにした。

(中略)

次に、フィードバック情報を与えた。

(中略)

最後に、夕紀自身が学習を欠かさないように気を配った。

           (p90)

 

中略を多用したことによって、

わかりづらくなってしまっているのですが(笑)

『マネジメント』に書かれているエッセンスを

身近な具体例を使って落とし込んでくれています

 

しかも小説という形式ですので、

とっつきやすく、入門という形では十分です。

 

本の内容をいかに実践するかの手引き

そして最後です。

これが最大のポイントなのですが、

実践しやすいように書かれているというところです。

 

冒頭に書いた悩みを誰もが一度は思ったことがあるのではないでしょうか?

本の内容を実践するのは難しい…」と。

しかもそれが古典的名著といわれるものであれば尚更です。

 

ですが、この本は違います。

先ほども見たように内容を

身近な具体例に落とし込んでくれているというのもありますが、

答えを直球で表示するということをしないのです。

主人公のみなみが周りとの関わりのなかで

答えを探し出していくという形式をとっているのです。

 

本当に「顧客」とは一体「誰」なんだろう?

 

みなみは考えた。

野球部は、そもそも営利団体ではない。

取引相手や、お客さんがいるわけではない。

もちろん、試合をすればお客さんが見に来るが、

自分たちが彼らからお金をもらっているわけではない。

お金をもらわないことが、

高校野球の大前提だったりするくらいだ。

 

それでは、野球部にとっての顧客とは一体誰なのか?

それでも、球場に見にくるお客さんがそうなのか?

 

しかしそれは、やっぱり違う気がした。

野球部の定義が「野球をすること」ではないように、

野球部の顧客が「試合を見に来るお客さん」

というのも、やっぱり正しくないような気がしたのだ。

          (p36,37)

 

結構悩んでますよね〜(笑)

しかし、我々が実際に何か古典的名著を

現実に適応させようとするとき、

こういった思考回路を辿るのではないでしょうか?

その思考回路を示してくれるという点が

この本は画期的だなあと感じます。

 

 

 

以上いかがだったでしょうか?

本書には『マネジメント』の入門書というだけでなく、

学ぶべき点が沢山あると思います。

私自身、実生活に本書を適用させたらどうなるのか

というのもこのブログでこの先書いてみたいです!

もし興味を少しでも持たれた方は

ぜひ本書を手に取ってみてくださいね。

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

それでは、また!

 

【書評】いい空気を一瞬でつくる 誰とでも会話が弾むように!?

こんばんは、シイです!

 

「うわ、この人と帰り一緒かあ…沈黙が続いちゃって嫌なんだよなあ」

「頑張ってるんだけど、会話が続かないなあ」

「複数人でグループになってるとなかなか会話って難しいよな」

そんな悩みを抱えている方はいませんか?

 

私もかつてそんな状況によく陥ってました。

ある程度気心のしれた人なら沈黙であってもそこまで

気にしないのですが、

初対面またそこまで仲良くない人と沈黙が訪れると

非常に気まずい思いをしていたものです。

 

しかしある日一冊の本と出会ってだいぶ状況が改善されたのです。

今回紹介する『いい空気を一瞬で作る』

(秀島史香著,朝日新聞出版,2017)です!

 

この本を読んでからは、怖さがかなり減りました。

「もしまた沈黙が続いたらどうしようか」といった怖さがです。

そんな本書の魅力を伝えていきたいと思います!

 

印象

本書はとってもわかりやすいです。

「会話において何を意識すればいいか」ということがです。

誰とでも会話が弾む42の法則として

42個の原則が具体例付きで書かれているからだと思います。

しかもこの具体例全て著者の体験談なんですよね。

温かみがあってすごく読みやすく面白いです。

 

読者の想定

会話が続かないことを快く思わなかったり、

ストレスに感じてしまう方に本書を自信を持ってお勧めしたいと思います。

逆に最近気付いたのですが、

会話が続かないことに対し気まずく思わない方も結構多いです。

そういった方には必要ないと思われます。

 

中身

本書の面白いところは「体系化」「言語化」にあると思います。

そこまで目新しい内容があるかと言われれば微妙かもしれません。

しかし当たり前のことを言語化しまた42の原則というように

体系化することは難しいのです。

「勉強は基礎が大事である」

よく昔言われた言葉だと思います。

会話における基礎とはなんなのか?

ぜひ探ってみてください!

 

引用

場の緊張感をほぐす会話や話題を「アイスブレイク」と言いますが、

最も効果的なアイスブレイクは、

視線と笑顔だと思います。

目と目を合わせるといっても、

無理に覗き込む必要はありません。

イメージとしては、

相手がこちらに視線を送ったとき、

やわらかく笑顔で受け止められるかどうか。

「あっ、こっちを見てくれた」

そんな安心感は、出会いの初めには

言葉を超える力を持っています。

     (P 16より)

 

まとめ

どうでしょうか?

引用のところで

「あー確かになあ」

と思われた方も多いのではないでしょうか?

当たり前のことを意識して習慣化する

そういったプロセスを経て、いい空気が生まれるものなのかもしれません。

ぜひ、手にとって42の法則を一個一個意識してみてください。

本当にあなたの周りが適度な会話が

行われる空間になると思います。


 

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

それでは、また!

【書評】夢をかなえるゾウ 心あたたまる成功の秘訣

おはようございます、シイです!

 

これはガネーシャという

成功の秘訣を教えてくれる神様と

どこにでもいるような青年の

日本一心温まるものがたりである…

(どうでもいいことですが、

この始まり方の元ネタわかる人いますか?

いたらお友達になってください!笑)

 

あんまりしたことがないのですが、

引用から入りたいと思います。

 

ガネーシャと話している時からずっと心に引っかかっていた

ことがあった。

 

それは、今まで、恥ずかしい思いをしたり、

嫌な思いをするたびに、

今の自分を変えたいと思ってきたけど、

結局一晩寝たら、

なんとなくどうでもよくなって、

何か新しいことをはじめるのが面倒くさくて、

まあいっかって、

いつもそうやって忘れて今日まで生きてきたけど、

 

でも心のどこかでは、

いつか変わらなければ、

何かを変えなければ、

とりかえしのつかないことになるんじゃないか、

そんな予感がずっとしていた

 

会社の同僚と酒を飲んでいても、

友人と遊んでいても、

なんだかまだ大事な仕事を残してきているような、

やらなければならない仕事があるような感覚があるから、

心から楽しめなくて、

でも、どうしていいか分からなくて、

その感覚に蓋をして何年も生きてきた

          (p 23より)

この文章が私にはめちゃくちゃ刺さりました。

「その通り!」だと思ったのです。

この引用に共感をされた方、

ぜひ読み進めみてください!

 

印象の紹介

本書には役にたつ&面白いという印象を抱きました。

うさんくさい関西弁を喋る自堕落なインドの神様

めっちゃ怪しさマックスですよね(笑)

でも私たちは多分、

正しい人から正しいことを聞いても

なかなか行動に移しづらいんだろうなあと思ってしまいます。

なぜなら「それは理解できるけど、あなたみたいに立派じゃない」

と思ってしまうから。

でもこの本はやすやすとその障壁を乗り越えます。

役に立ち面白い本、少しは興味が湧きませんか?

 

読者の想定

これは最初に引用した部分に書かれている通りです。

年齢を問わず、

現状に何か漠然とした不安を感じてはいるけれど、

行動に移せない方

です!

 

 

中身の紹介

先ほども少し触れましたが、

この本の面白さは、

自堕落な神様であるガネーシャと

青年のやりとりにあると思います。

青年ははじめガネーシャのことを

そのうさんくささから

あまり信頼できていないのですが、

言われたことを実行しているうち、

心を通わせていくというストーリー性

面白さの一つです。

 

役に立つというのは、

偉人をうまく例にとって

ガネーシャが教えを授けてくれるからです。

ビジネス書にも書いていることも多いのですが、

言われ方と誰がいうかという点は

大事なようです。

 

具体的な中身の紹介

ガネーシャは言った。

「神様に教えを請うには、何かたらへんよね?」

ーいきなり要求ですか。

まあ一筋縄ではいかないとは思っていた、のっけからきた。

(中略)

、ある物をガネーシャに差し出した。

「なんや、これは?」

「これは、その『あんみつ』です」

「あんみつ?あんみつてなんや?」

ガネーシャは、手の上にあんみつの容器を持つと

いぶかしそうな表情でたずねた。

(神様のくせにあんみつも知らないのか?)

(中略)

「…うま」

ガネーシャの手の動きは次第に早くなり、

スプーンはあんみつとガネーシャの口の間を

何度も素早く往復した。

「なんやこれ、めっちゃうまいやん。

めっちゃうまいやん!」

     (p29・30より)

 

ガネーシャの性格がわかる部分でしょうか?

にくたらしいけどにくめない典型的なパターンです。

 

「トイレを掃除する、ちゅうことはやな、

一番汚いところを掃除するちゅうことなんや。

そんなもん誰かてやりたないやろ。

けどな、一番人に頼みたいことやから、

そこに価値が生まれるんや。

分かるか?

好きなことをしろなんて自分ら言われてきたかもしらんけど

ーまあ好きなことをやるのも大事やけどな、

それと同じくたい大事なんは、

人がやりたがらんことでも率先してやることや

仕事できるやつらは全員そのこと知っとるで」

たまに納得させられるのも、

悔しいですけど(笑)

ガネーシャの凄さです。

 

著者の紹介

本書の著者は水野敬也さんです。

愛知県生まれの

慶應義塾大学経済学部卒です。

著書に『夢をかなえるゾウ』シリーズ、

『人生はニャンとかなる!』シリーズなど。

映像作品ではDVD

『温厚な上司の怒らせ方』

の企画・脚本、

映画『イン・ザ・ヒーロー』

の脚本を手掛けるなど活動は多岐にわたります。

 

この本を取り上げた理由

「行動に起こすのは難しい」

私は頭でっかちな人間なので

そう思ってしまいます。

 

有名なかたが「行動は大事だ」

とおっしゃってくれても

「いや、あなたほど動けないんだ」とも。

 

しかし本書は少し頑張ればできそうなことを

ガネーシャが教えてくれます。

しかもそれは偉人の体験によってお墨付きです。

とりあえず、私はこの後トイレ掃除から始めてきます!(笑)

みなさんも興味が湧けば
ぜひ一度手にとってみてください!

 

 

最後まで読んでいただいてありがとうございます。

それでは、また!

【図解】大学生が考える七つの習慣 序章

おはようございます、シイです!

 

「最近『7つの習慣賢者のハイライト』という本が

発売されているけど読むのには時間がなあ」

「七つの習慣ってよく聞くけど、

あんな分厚い本途中で挫折しちゃうよ」

 

そんなことを思ったことがある方はいませんか?

すみません、そんな風に書き出しておきながら、

私も途中で何度も挫折しています(笑)

 

しかし、しかしですよ!

だからこそ頑張って読んで

皆様に要点を伝えるとともに、

こういうこと書いてるなら読んでみようかなあと

思ってもらえるような記事を作りたいと思いました。

 

おそらくこれは全8記事におよびます。

各章に何が書いてあるのかを毎回まとめながら進んでいきます。

興味がある方はぜひ読んでみてください!

 

本日は序章に関して書いていきます!

それでは、スタートです!!

 


序章の全体像

まず序章の全体像は以下の図の通りとなります。

(頑張って作ったので、

わかりづらいというツッコミはなしでお願いします(笑))

左上から順に解説していくので、

どこのことを書いているか分からなくなったら、

いつでもこの図に立ち戻ってくみてください!

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悩み

それでは、本題です。

みなさまにはこんな悩みはありませんか?

「自分はサークルの会長をしている。

みんなが楽しめるようなサークルを作りたいのに、

誰も協力してくれない。

サークルだからってみんな責任感や自主性が欠如しすぎだよ」

「なんか日々やることだけこなしているけど

将来のためになるのか不安だなあ

振り返ってみて意味のある人生だったと思えるのだろうか?」

「友達が成功したり、

何かで認められると、

表面的には笑顔でおめでとうと言えるけど、

内心は嫉妬しちゃうんだよなあ」

 

自分が変わる

こうした状況を変えたければ、

まず自分たちが変わらなくてはいけない

そう本書は主張します。

 

では、自分たちの何を変えるのでしょうか?

結論から言いましょう。

ここで変えるべきは人間の内面にある人格的なことだと本書は説きます。

著者はこれを人格主義と名付けています。

 

これは対比的な概念を押さえると理解が容易になると思います。

対比的な概念として用いられるているのは

個性主義と名付けられているものです。

これは成功は、個性、社会的イメージ、態度・行動

、スキル、テクニックなどによって人間関係を円滑にすることから

生まれると考える考え方です。

(ってか私がこれまで紹介している本のことを言われてるようで

少し悲しいのですが…笑)

 

これら個性主義は必要かもしれないが、

それ以前に土台である誠意、謙虚、誠実、正義など

人間の内面にある人格的なことをしっかりと

見つめなければならないということです。

 

パラダイム

そしてこの人格こそが物事の「見方」(=パラダイム)に

直結すると言います。

 

少し話はそれますがここは大切なポイントです。

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嫌われる勇気などを読んだことがある方はわかると思いますが、

私たちは自分のみたいように世界を見ています。

有名なのは下の絵ではないでしょうか?

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皆様はこの画像何に見えますか?

 

 

 

実はですね二通りの回答があり得るんです。

まず一つ目は男女の顔。

「はあ、何言ってんだ?」

とおっしゃる方もいれば

「いや、それ以外に何に見えるの?」と

答える方もいると思います。

 

ですが、黒い部分に注目してみてください。

壺にも見えてきませんか??

つまりこういうことです。

事実としてはただの白黒の写真です。

しかし人はどう見るかを意味づけしてしまうのです。

その意味づけの内容が男女の顔であったり、

壺であったりするのです。

 

さて、話を戻しましょう。

では、人間社会でパラダイムを歪められずに

正しく使えるにはどうすればいいのか?

すなわち例えば冒頭でみんなが協力してくれない

と嘆くサークルの会長が

「もしかしたら自分に対するメンバーの不信感

が原因ではないか」

と気づくためにはどういう物の「見方」が必要なのか?

 

「7つの習慣」

これこそが「7つの習慣」であるということです。

「7つの習慣」は成長という自然の法則に従い、

連続する段階を踏んで、個人の効果性、

人間関係の効果性を高めていく統合的なアプローチのことを

著者は意味しています。

 

ここでの効果性とは

二つの要素で構成されています。

成果とその成果を生み出すための能力・資産です。

この二つのバランスが取れて初めて効果的であると

本書は指摘します。

 

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例えば、黄金の卵(成果)をうむガチョウ(能力・資産)がいるとします。

一日一個しか卵を産んでくれないからと言って、

そのガチョウを農夫が腹をさいてしまっても、

腹の中には卵は一個もなく、

さらにそれから手に入ることもなかったというお話です。

このバランスが大事なのですね!

 

以上いかがだったでしょうか?

序章の割に長くなってしまいました。

今回はなぜ「7つの習慣」を身につけるのか?

また「7つの習慣」とはなんなのか?

ということについて書かれていましたね。

次回以降は具体的な「7つの習慣」について見ていきましょう!

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

それでは、また!

 

 

【解説】大学生が教える流通の基礎知識 卸売業者?小売業者?

こんばんは、シイです!

 

「卸売業者とか出てくるけど意外と

辞書で調べても何かよくわからないなあ」

大学受験で日本史の勉強をしていたとき、

こう思ったことをよく覚えています。

 

今回は、

そんな昔の私に解説するつもりで

流通に関する基礎の説明をしたいと思います!

  1. 流通とは何か?
  2. なぜ流通が社会にとって必要なのか?
  3. 流通の存在意義とは?

この三本構成です。

難しい内容は一切言いません。

軽く流通についてさらっと知りたい方はぜひ

読んでみてください!

それでは、始めていきましょう!

 

流通とは何か?

まず定義からしたいと思います。

流通とは生産と消費を結びつける活動のことです。

 

そして流通業者とは、

流通に関わっているもののうち製造業者・生産者を除く

取引主体のことです。

 

流通業者については少し掘り下げましょう。

流通業者は主に二種類あります。

 

一つ目は小売業者です。

小売業者とは消費者に製品を販売することを目的として、

製品を仕入れ、

販売活動をする流通業者のことです。

例えば、コンビニやスーパーなどですね。

 

二つ目は卸売業者です。

卸売業者は小売業者や他の卸売業に販売活動をする

流通業者のことです。

彼らは消費者に直接は販売しません。

例えば商社などもそうですし、

世界史が得意な方であればヴァスコ・ダ・ガマなども

卸売業者に当たりました。

未知のものを仕入れてきて、

国内の市場に売ったわけですから。

 

では、ここで質問です!

町の酒屋は小売業者と卸売業者のどちらにあたるでしょうか?

チクタクチクタクチクタクチーン

はい、正解はどっちもでした(笑)

嫌らしい問題ですね(笑)

 

町の酒屋は

私たち消費者にお酒を販売してくれますが、

一方でスーパーなども仕入をしますよね?

そういったどちらも兼ねているところもあります。

少し長くなっているので、

ここまでのまとめを

以下で図解を載せておきます!

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なぜ、流通が社会にとって必要なのか?

 

では、次になぜ流通が社会にとって必要なのか

という話に移っていきます。

 

基本的に現代社会では農家の方ではない限り、

私たちはお米を作りません。

何を言い始めたんだ!?と思われるかもしれませんが(笑)

もう少しだけ辛抱を。

このように私たちは自分の強みだけ行う

分業社会に生きています。

先ほどの例で言えば、

逆にお米をつくる農家の方は、

販売まですることは稀でしょう。

外部に委託することが多いはずです。

 

このような分業社会では交換が必要です。

お米だけ作っていても炊飯器とかは必要でしょう。

交換の手段として貨幣を使っても、

それだけでは不十分なのです。

 

なぜなら、

生産者は自分の商品を欲しいと思う

消費者を探さねばならず、

また消費者は自分が欲しいと思う商品の

生産者を探さないといけないため

探索のためのコストがかかり過ぎてしまうのです。

 

そこで代理として流通業者が誕生します。

つまり流通業者とは、

生産者の販売代理人としての側面と、

消費者の購買代理人としての側面を

持っているのです!

 

流通の存在意義とは?

さて、それでは最後です。

流通の存在意義とはなんなのでしょうか?

その一つは市場全体の取引の数を減らすことにあります。

これは下図で解説します。

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左側が流通業者がいないとき、

右側がいるときの状況です。

簡単なモデルとして、

生産者が三人、消費者が三人

流通業者が一人と場面を設定しています。

 

図だけでお分かり頂けたでしょうか?

左側の場合取引数は

生産者の数✖️消費者の数

となります。

 

一方右側では、

取引数は

生産者の数+消費者の数

です。


母数が大きくなれば

この違いは大変な差となりますよね。

 

以上いかがでしたでしょうか?

少しでも皆様の流通に関する

理解のお役に立てれば幸いです。

それでは、また!

【解説】大学生もわかる!文章の書き方

こんにちは、シイです!

 

 

序論

「文章でどうやって書けばいいの?」

「ブログやレポート、企画書など書いている途中で

何を書いているかわからなくなっちゃう」

そんなことで悩んでいる人はいませんか?

今回はそんな悩みを解決すべく、

文章を書くうえで大切とされる

文章構成の考え方について学んでいきます。

 

 

ここで紹介する方法は我流ではなく、

『20歳の自分に受けさせたい文章講義』

の第2講に書かれている内容を

端的にまとめたものとなっています。

 

www.sii-mamabu.com

もし「原典に当たりたいなあ」と興味が出ましたら、

ぜひ読んでみてください!

それでは、始めていきましょう!

 

本論

 

文章を書くには文章構成を考える必要がある

これがこの記事の主張となります。

なぜならば、

文章とは他人に行動してほしいと思う「力の行使」であり

内容に矛盾や不明点がある文章

すなわち文章構成がしっかりとしていない文章では、

人を動かすことはできないからです。

 

あなたが文章を書く理由はなんでしょう?

商品の紹介記事であれば商品を買ってほしい、

企画書であればこの企画を通したい、

自己啓発などの記事であれば人に

少しでも真似してもらい役に立ってほしい

そういった理由ではないでしょうか。

これが文章とは他人に行動してほしいと思う

「力の行使」という意味です。

 

事実、『理科系の作文技術』という

2016年の時点で81冊100万部を突破した本を

わかりやすくした

『まんがでわかる理科系の作文技術』にも

こういった記述があります。

文章において非常に重要となるのは、

文章の構成ー何がどんな順序で書いてあるのか、

その並べ方が論理の流れに乗っているのか、

各部分がきちんと連結されているのかー

なのです。

文章のうまさ(語句の選び方、口調の良さ)

などは、

仕事の文書の読者にとっては

二の次、三の次にすぎません。

まずは「読んでもらえる文章」を意識する

ことが大切になります。

     (p 75より)

 

さて、それでは「文章構成とはなんなのか?」

と言う話に移ります。

 

今回紹介する文章構成は

序論・本論・結論で組み立てをする構成となります。

それぞれどのようなことを書いていくのかみていきましょう!

 

序論とは

まず、序論は俯瞰・客観的に

「何を語るのか」「なぜ語るのか」

を説明するパートです。

例えばこの記事であれば、

何を語るのか?

ー文章の書き方

なぜ語るのか?

ー文章の書き方で悩む人が多いから

と言う二つのポイントが冒頭にさりげなく書かれているはずです。

 

そしてこのパートには大切な役割があります。

それは読者の期待を煽り、

本編まで読み進めてもらうことです。

興味がなければブラウザバックされてしまうからです。

みなさんもニュース記事などで

自分に関係がないなと思ったら次のニュースに

行くことは多々あると思います。

 

それでは、実際にどうやって序論を書くのでしょうか?

インパクト優先型、寸止め型、Q&A型の

三パターンがあります。

 

インパクト優先型とは、

冒頭に読者が興味を引くような結論を

持ってくる書き方です。

例えば、

「文章のうまさとは文章構成で決まる!」

と冒頭で書いてしまうことです。

 

寸止め型とは、

見せないと言う手法です。

「文章を圧倒的にうまくする方法がある。」

といった書き方になります。

核心部分は後に残しておくのです。

 

最後、Q & A型とは、

「突然文章がうまくなった彼。

その秘密はどこにあるのであろうか?

それは文章の構成を考えることにあったのである。」

といった感じです。

 

これらの例はすべて私が考えたものなので、

「ヘタクソ!」

と思っても許してください(笑)

 

 

本論とは

そして本論では、

主観的に序論に対する自分の意見・仮説を書きます。

 

結論とは

結論では、

客観的視点からのまとめを入れます。

 

 

これらの比率は

「序論:本論:結論=2:6:2」

ぐらいのバランスがちょうどいいとのことです。

 

結論

一応ですね、私なりにこの記事は

序論・本論・結論という形で描いてみました。

それぞれ目次で記しておきます。

 

もし、なんとなく読みやすかったなどの

意見を持っていただけたとしたら、

それはやはり構成を考えたからだとと思います、

 

『ONE PIECE』という漫画が全世界中で

ヒットしている一因にもこの構成があると思います。

著者である尾田さんは「軸となる構成はすべて決めてから書き始めた」

とおっしゃっています。

だからこそ内容に矛盾とかが非常に生じにくいのでしょうね。

 

文書を書く機会というのは意外とあります。

それならばこそ、その機会すべてを

チャンスとして生かしてみませんか?

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

それでは、また!